7/13(日)、水戸ホーリーホックはケーズデンキスタジアム水戸にてアビスパ福岡と対戦します。
またかいな、と思った方、今回は天皇杯。Jリーグとは違うのです。
とはいえどこがどう違うのか案外知らないと思いますので、裏方から見た天皇杯を簡単にお話しします。
主管が違うとこんなに変わる
天皇杯の主催・共催・主管はこんな感じになっています。■主催主管が茨城県サッカー協会となるため、水戸ホーリーホック主管で使っているチケットや駐車券の類が使えません。
公益財団法人日本サッカー協会、公益社団法人日本プロサッカーリーグ
■共催
NHK、共同通信社
■主管
公益財団法人茨城県サッカー協会
また演出班自体も水戸ホーリーホックと全く同じになるわけではなく、サッカー協会に委ねられています。 2011年の天皇杯(FC東京戦)ではケーズスタで行われましたが、他の業者が運営を行いました。
実はこの時はじめて観客としてケーズスタに入ったのでした(^^)
左が天皇杯用、右がJリーグ用の駐車券です。
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基本は中立開催
水戸で行う試合であっても、特にホーム・アウェイの差はないというのが前提条件です。これはアストロビジョンの画面作成でも気をつけることで、
通常の水戸ホームの試合では至るところにホーリーホックのエンブレムやロゴを映し込んでいるのですが
これを極力使わないように(併記ならいいですけど)しなければなりません。
天皇杯は制作する画面自体は通常のリーグ戦に比べてかなり少ないです。
(グッズ・イベントがないため)
ただし、こういった事情からほとんどが新規での作成になります。
選手紹介もこういった理由で淡々と進んでいくのが普通ですが、
2010年の清水エスパルス-水戸ホーリーホック戦(日本平運動公園球技場)では双方のアナウンスDJと映像を使った豪華な選手紹介が行われました。
この辺りは各県の日本サッカー協会の裁量に任されているようです。
実は公式球も違う
http://www.asahi.com/area/aichi/articles/MTW20140709240830001.htmlW杯ブラジル大会の公式球と同じ仕様のJリーグ公式球は縫い目が目立たず、より球体に近いため、空気抵抗が少なく、軌道のブレが小さい。一方で、天皇杯の公式球は縫い目の部分がはっきりしており、ボールの軌道がブレやすいという。なんで違う公式球なんだろ?という疑問はありますけど、選手は両方のボールに慣れていくのが求められていく訳で結構大変そうですね。
そんな訳で、リーグ戦とはまた違う面白さを持つ天皇杯。
暑さがちょっと心配です。熱中症の対策をして観戦してくださいね。
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