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2014-03-13

無観客試合となった浦和のゴール裏垂れ幕問題について、取り急ぎ書いてみた。

ゴール裏そのものの事実関係についてはtwitterなどから色々な話が出て来ていまして、こちらをすべて参照するとなると却ってなにも意見を言えなくなるということになりますけれども、本日(3月13日)朝の段階ではクラブのほうではこのような事を検討しているとのことでした。

浦和が差別問題の再発防止策の一環として、アウェーの広島戦(15日、エディオン)で浦和サポーターにすべての横断幕の掲出禁止を検討していることが12日、分かった。

うーん、分かるけどなんかそれちょっとずれてない?
オウムのサリン事件が会ったときも地下鉄からゴミ箱がなくなった事があったんですけど
ゴミ箱がなくなればテロがなくなる訳じゃないですよね。
なんて事を書こうかと思っていたのですが
そうしたらJリーグからこういったお達しが。

サッカーJリーグは、今月8日に行われた浦和レッズの試合でスタジアムに差別的な内容の横断幕が掲げられた問題を受け、レッズに対し今月23日のホームゲームを観客を入れないで行う「無観客試合」とする制裁処分を出しました。Jリーグが「無観客試合」の処分を出すのは今回が初めてです。

まあ無観客試合ってのは、そうとう厳しい処分だなと思います。
天候による試合の順延とか中止とかとはレベルが違う。収入がまるごとなくなるわけですから。
入場料の他にも飲食代とかそこまでの交通費とか、そういった経済効果の部分も大きいです。
あと私なんかの立場から見ると、得点表示は必要なわけで
そういう場合映像設備の使用はどうするのかしら、とかいう部分ですよね。
選手紹介映像はいらないけど、アナウンスとしては必要なのかな?その辺も前例がない分(こういう言い方が適切かはともかくとして)興味はあります。
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この一件で得するのは誰かいるかなーと考えてみましたけど、まぁいませんね。選手もクラブも観客も。
もうひとつこの手の事で一番怖いのは、差別に気をつかうあまり表現の自由が萎縮されてしまうこと。スタジアムは大きな声を出せる非日常の場でもあるのですから。

それから無観客試合相手の清水、当該試合相手の鳥栖に関しては、何かしらケアがあってもいいような気がする。
勝ち点とか試合に関することでなくてね。

スタジアムの使用、試合の運営に関しては本当に多くの人に支えられています。
「みんなで楽しいスタジアムを作ろう」っていうのは、運営とか演出、ボランティアだけじゃなくって
最終的にはサポーターや観客の皆さん一人一人にゆだねられる事なのかなと思います。


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